人身事故と物損事故

交通事故の場合には、人身事故と物損事故が被害の対象によってあります。
人身事故は人の身体・生命を侵害した場合であり、物損事故は人の財産を侵害した場合です。
不法行為がいずれの場合でも成り立つことは同じであるため、損害賠償が請求できます。
しかしながら、被害を受けるのは人身事故の場合には人の身体・生命であるため、被害の程度は物損事故と比較になりません。
そのため、損害賠償請求においては物損事故と人身事故では違いが多くのことにおいて生じてきます。


物損事故の場合と人身事故の場合の違いの大きなもののとしては、自賠責保険があります。
被害者を救済するため、人身事故の場合には、最低限の損害を保障するために法律によって自賠責保険制度が決められています。
自賠責保険の場合は、加入が法律によって強制されているため強制保険と言われる場合もあります。


しかしながら、自賠責保険は基本的に人身事故のみに適用されるもので、物損事故では適用されません。
そのため、人身事故の場合には、加害者等が万一任意保険に入っておらず、しかもお金がない場合でも損害賠償の最低限の支払を自賠責保険によって受けることが可能です。
しかしながら、自賠責保険が物損事故の場合には適用されないため、任意保険に加害者が入っていなくて、しかもお金がない場合には、損害賠償を被害者が受けることが不可能になる恐れがあります。


本サイトでは、被害者を救済する範囲、警察での取り扱い、人身事故への切り替え、についてご紹介します。

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